科技部(日本の文部科学省に類似)は2018年から「アインシュタイン育成計画」及び「コロンブス計画」など若年層の学者育成計画を推進している。同計画では、研究資源を充実させることで、若年層の学者が研究に取り組めるようサポートしている。
同計画の補助を受けて研究を進める学者と国際的な学術コミュニティとのつながりや交流を強化するため、科技部傘下の研究機関、財団法人国家実験研究院(NAR Labs)科技政策研究與資訊中心(科学技術政策研究と情報通信センター)の「若手学者育成計画推進オフィス」は13日から3日間、「YSFx World研究ハイライトの共有と国際交流会議」を開催している。同会議では、14名の優秀な海外の学者や雑誌編集者を招聘し、科技部が推進する計画の補助を受けている若手の学者や計画の審査委員、学術関係者らとの学術交流を行う。
同会議中には、計画の補助を受けている研究者20名による、段階的な研究成果の紹介も予定している。研究テーマは、人工知能(AI)による地震予測、材料開発、哲学・倫理学の再考、進化遺伝学と食品の安全、光学画像とガンの診断、総合科学、哲学など多岐にわたる。